長期優良住宅は本当にお得なのか?メリットと3つの注意点について

公開日:2023/07/15


長期優良住宅は長く安心、快適に暮らせる家のことを指します。高い耐震性、省エネルギー、劣化対策などの条件をクリアした家になります。性能の高い家は建てるのは高いのではと思うかもしれませんが、ローンの控除や補助金があるので制度を活用すればお得に建てることも可能です。今回は長期優良住宅を建てるメリットを解説します。

そもそも長期優良住宅にはどんなメリットがあるのか

長期優良住宅はどのようなメリットがあるのでしょうか。どんな家を建てようか迷っている方は参考にしてみてください。

控除や補助金が活用できる

一般的な住宅より長期優良住宅は税に関して優遇されています。住宅ローンの控除額が大きい、金利が引き下げられる、地震保険の割引があるなどの優遇措置があります。年収や借入額によって控除額が変わってくるので長期優良住宅を建てようか迷っている方はチェックしてみるのがよいでしょう。

長期間安心して住める

長期優良住宅は、長く住めるよう高性能な機能を備えた住宅です。地震が多い日本では、耐震性の高い家づくりは、家と家族を守るために重要なポイントです。また光熱費の高騰が叫ばれる中、省エネの家づくりをすることで光熱費を抑えることができるでしょう。

日本の家は寿命が短いとされてきましたが、長期優良住宅にすることで長く安全な家に住めます。子どもや孫の代まで引き継げる家は資産になるでしょう。また、売却を考えたときも資産価値が下がりにくいので、高値で売れやすくなっています。

長期優良住宅で本当に得するのはどんな人?

長期優良住宅の住宅ローン控除は、年収や借入額によって変わります。お得に家を建てられるのはどういった方なのか解説します。

年収が高い方

年収が高い場合、納めている税金が多いため控除額が多くなります。年収が700万円以上あると控除額が大きくなります。

借入額が大きい方

借入額が大きいほど、控除額がアップします。最大限控除を受けるには借入額が7千万円以上になりますが、約400万円も控除を受けられます。

家を資産として引き継いでいきたい方

長期優良住宅は、長く住み続けられる機能を持った家です。そのため家を大事に使うことで、子どもや孫まで家を引き継げるでしょう。資産価値も下がりにくいので、高値で売却できる可能性が高いため、家族に資産を残すことができます。

長期優良住宅の3つの注意点

税について優遇があり高性能の家であればメリットばかりなのではと思う方もいるかもしれませんが、デメリットもあります。メリット、デメリットをしっかり理解して家づくりをスタートさせましょう。

建設費が高くなりがち

長期優良住宅の認定を受けるには認定基準をクリアしなければなりません。耐震性、省エネ性、劣化対策などを備えた家にするためには綿密な設計や高価格の材料を使う必要がある場合もあるため、一般的な住宅と比較すると建築費用が高くなりがちです。

大手メーカーでは、標準仕様でも認定基準をクリアしやすく、建築費用はあまり高くなりくいですが、中小の工務店の場合建築費用が高くなる可能性が高いでしょう。材料の仕入れや施工に時間がかかると、建築期間が長くなる可能性も考えられます。長期優良住宅を建てる場合、実績のある会社に家づくりを依頼するのがおすすめです。

申請には費用がかかる

長期優良住宅の認定は、自動的にされるものではないので申請が必要であり、申請費用がかかります。書類や図面などの提出書類を準備する手間がかかるでしょう。自分で申請を行った場合5、6万円ほど費用がかかります。家づくりを依頼している会社に申請を代行すると手間はかかりませんが、手数料などを含め、20万円から30万円ほど費用がかかります。

家を建てた後も点検がある

長期優良住宅は建てた際に申請することで認定を受けますが、その後も点検やメンテナンスを行い、良好な状態をキープしなければなりません。点検や修繕にある程度コストがかかることを念頭においておきましょう。また点検や修繕の情報をしっかり保管する義務もあります。点検を行わないでおくと、認定が取り消しになってしまう場合もあるので注意しましょう。

点検や修繕には費用がかかりますが、家を建てた会社によっては、アフターサービスである程度無料や格安で行える場合もあります。家を建てる場合は建てた後のことも考え、アフターサービスがしっかりしている会社に家づくりを依頼するのが、おすすめです。

まとめ

長期優良住宅は、住宅ローン控除や地震保険の割引など、税的な優遇があるため建築費用が少々高めになってもお得に建てられる可能性があります。年収や借入額によって、どれくらいお得になるのかが異なるので、控除額をチェックしてみるのがおすすめです。長く快適に住める家を建てれば、将来的に家族に資産として引き継ぐこともできます。

地震が多い日本では、耐震性が高く長持ちするつくりの家は安心感があるでしょう。もし売却することになっても、資産価値が高いまま売却できる可能性が高いのもメリットです。建築費用が高めになる可能性がある、申請費用がかかる、建築後も点検やメンテナンスで費用などがかかるため、そういったデメリットも含めて長期優良住宅を建てるべきか考えましょう。

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