耐風等級って何?注文住宅は風対策をすべきなのか
注文住宅を建てるときには、さまざまな知識が必要になります。現在「初めての家づくりのために勉強中!」という方のなかには、耐風等級について興味をもっている方も多いのではないでしょうか。今回は、風が家に与える影響から耐風等級について詳しく解説をします。ぜひ最後まで記事を読んで、参考にしてみてください。
風が家に与える影響
台風などで強い風が吹いたときには、家にも影響を与えます。風は、壁などにあたると、風圧力を発生させます。風圧力は風があたって生まれる力なので、いうなれば風が押す力、です。この風圧力は、風速が上がるほどに強くなります。
また、風は押す力だけでなく、引く力も生み出します。押す力が発生している反対側では、引く力も家に影響を与えているのです。さらに、風の影響は、高さにも関係します。高ければ高いほど、風の影響も強くなるのです。このようなことから、強い風が家にあたると、壁や屋根にリスクが生じます。
とくに屋根は、家のなかでも一番高い位置にあるので、大きく破損してしまう可能性もあるのです。台風の被害を伝えるニュースなどで、見たことがある方もいるでしょう。
そのほか、台風がきたときには、飛んできたものが、家にあたって破損するといったこともあり得ます。劣化している部分から雨漏りが発生したり、大雨によって浸水したりという状況になることも考えられるでしょう。
ただでさえ、このような被害事例もありますから、家を建てるときに風にも、強い家を考えておくことは、有効といえるのではないでしょうか。災害が発生したときにも、安心できる家にしておくことは、家族の大きな喜びにもつながりそうですね。
耐風等級とは
次に耐風等級とは、どのようなものなのかについて解説をしていくことにいたしましょう。耐風等級とは、前段でも述べた風圧力に抵抗できるレベルを示すもののことです。等級を設けて、強い風によって、家が壊れたりすることのないようにしているんですね。
耐風等級は、耐震等級と同じく、建物の構造躯体の強さによります。耐風等級には1と2があるので、その点についても理解を深めておくことにしましょう。
まず、耐風等級1とはどのようなレベルなのでしょうか。こちらは、極めて稀に発生する強い風に対して、構造躯体が倒壊したり崩壊したりせずに耐えられるレベル、とされています。
また、稀に発生する強い風に対しては、構造躯体が損傷せず、耐えられるレベルです。極めて稀に発生する強い風に対しては、損傷する可能性について考えておかなければならないんですね。
この、極めて稀とは、どのようなことを差しているのか、気になる方も多いことでしょう。極めて稀は500年に一度の発生確率であるといわれています。稀は、50年に一度程度の発生確率が想定されているということです。これがわかったところで、耐風等級2についてみていきます。
耐風等級2のレベルは、耐風等級1のレベルの1.2倍以上の性能、とされています。つまり、極めて稀に発生する強い風の1.2倍の力に対して、構造躯体が倒壊したり崩壊したりせず、耐えられるレベル、です。
稀に発生する強い風の1.2倍の力に対しても、構造躯体が損傷せず耐えられるレベル、となります。平均風速は地域によっても異なってきますが、どんなところにお住まいの方でも、耐風等級について知ったうえで、家づくりに取り組めば、安心できるマイホームを手に入れることができるのではないでしょうか。
風に強い注文住宅を建てよう!
近年、異常気象はニュースなどでも、よくとりあげられる問題のひとつになってきています。これまで暮らしてきた日本の状況と比べて、心配に感じている方もたくさんいることでしょう。だからこそ、注文住宅を建てるときに、あらかじめ風への強さについて、検討しておくことは重要です。
もちろん、台風が今まさにきているというときに、窓ガラスに養生テープを貼ったり、外に置いてあるものを家のなかにしまったり、といった対策をとることも有効ですが、耐風等級の強い家にしておけば、風が過ぎ去るまでの時間もより安心して過ごすことができるようになるのではないでしょうか。
家族の命を守ったり、心配ごとを減らしたりするためにも、ぜひ風に強い注文住宅を建てることを検討してみるようにしてください。メーカーや工務店が提供している住宅の性能については、公式ホームページなどにも詳しく記載がされているはずです。わからなければ問い合わせを行うなどして、業者選びの基準にしてみるのもいいかもしれませんね。
まとめ
風が家に与える影響は少なくない、ということがおわかりいただけたのではないでしょうか。家を建てるときには、耐震や耐火といった性能にどうしても頭がいきがちですが、ぜひ、耐風についても考えておくようにしてください。
もちろん、実際に注文住宅をお願いする業者選びをする段階になったら、高い耐風等級の家を建てられる業者を選択することも重要になります。比較検討はしっかりと行い、納得のいくマイホームを目指しましょう。
小城市でおすすめの注文住宅業者5選
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会社名 | 大園建設 | なかむら住宅 | 一条工務店 | エースホーム | 住友林業 |
特徴 | 最新テクノロジーを生かした一年中快適に過ごせる家づくりを実現 | 顧客の心に寄り添い、生活スタイルまでヒアリングした上でプランを提案 | 業界トップクラスの性能を心がけ、常に向上心を持って挑戦を続けている | 「家族が主役」の家づくりで、憧れを叶える | 専属のプロジェクトチームが最初から最後までサポート |
施工 | 地域密着で細やかな施工、専門職人の高い技術 | 現場に立ち会い、確認できる | 工場生産で安定した品質 | 「腐らない木」特殊加工をした柱で建てる | 設計から施工まで専属のプロジェクトチームが対応 |
性能 | 高気密高断熱で一年中快適! | 不明 | 性能をひとつひとつ実験し確かめている | 熊本城で採用されているものと同じ耐震ダンパー | 安心して暮らせる性能 |
アクセス | 〒845-0002 佐賀県小城市小城町畑田2956-11 | 〒849-0919 佐賀県佐賀市兵庫北6-1-10 | 佐賀展示場 〒849-0919 佐賀市兵庫北5-13-43 STSハウジングパークPATIOゆめタウン 佐賀会場 | 〒842-0002 佐賀県神埼市神埼町田道ヶ里2459-11 | 佐賀営業所 〒849-0919 佐賀県佐賀市兵庫北1-15-23 |
問い合わせ方法 | WEB、電話 | WEB、電話 | WEB、電話 | WEB、電話 | WEB、電話 |
対応可能エリア | 小城市、佐賀市が中心 | 佐賀県 | 全国 | 佐賀県・福岡県 | 全国 |
アフター保証 | 財団法人 住宅保証機構/ハウスプラス住宅保証/日本住宅保証検査機構(JIO)/ジャパンホームシールド | 20年間の初期保証と最長60年間の長期保証 | 30年保証 | 住宅保証機構株式会社(まもりすまい保険)/株式会社日本住宅保証検査機構(JIO)/JPH高品質住宅保証システム登録/オーガニック地盤保証システム | 60年保証システム |
営業時間 | 8:00~18:00 | 9:00~18:00 | 10:00~18:00 | 9:00~18:00 | 10:00~17:30 |
電話番号 | 0952-37-8155 | 0120-210-308 | 0952-36-5711 | 0120-175-618 | 0952-41-4711 |
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